MBAを転職に活かすこととは
こんにちは、としんです。
今回はMBA取得が転職に活きるのか、
ということについて語りたいと思います。
僕自身も国内MBAスクールを卒業し、
転職を成功させましたので、
そのときの経験も踏まえてお話します。
この記事を読んでくれた方はMBA
取得後のキャリアビジョンを描く
ヒントを得られるでしょう。
でも漠然とMBAって格好良いくらいに
思っているだけでは、MBAを取得しても
お金をドブに捨てるようなものです。。。
先ず一般的にMBA取得者の進路や
キャリアにはどのようなものが
あるのでしょうか?
- コンサルティングファーム
MBA取得と言われて最初に思いつく
就職先はコンサルティングファーム
でしょう。
経営全般について学ぶMBAはまさに経営課題の解決を目的とする
相性が良いです。
- 金融機関
しっかり学べば特に投資銀行への
道が開かれてくるでしょう。
MBAではIPOやM&Aについても取り扱っているので、そこで学んだ知識を活かすことができます。
- 大手IT企業
企業では、世界中から優秀な
人たちが集い、世界に革新を
起こしています。
MBAスクールでも新しいビジネスモデルを深掘りして学ぶことができるため、
その柔軟な思考法はIT企業にも合っています。
MBA取得者の具体的な就職先に
ついても見ていきましょう。
下記は海外MBA取得者に人気の
就職・転職先ランキングです。
誰もが知っている優良企業が
多いですね。
1位 Google
2位 McKinsey & Company
3位 Apple
4位 Amazon
5位 Boston Consulting Group
6位 Bain&Company
7位 Nike
8位 Walt Disney
9位 Deloitte
10位 Goldman Sachs
MBAホルダーを積極採用していて、
経営者としての広い視野が
求められています。
また、コンサルティングファームでは
MBA取得が応募条件になっている
企業もあり、MBA取得の需要の
高さが分かります。
僕の場合、商社からコンサル
ティングファーム(世界の就職
ランキング10位以内の企業です)
への転職を果たしました。
そのときに同時受験していた
FAS(ファイナンシャル
アドバイザリー)の面接が
MBA取得者として象徴的
だったので、お話をさせて頂きます。
僕が転職活動をしていたのは
社会人5年目のときでした。
当時は会社でやりたいことを
やらせてもらっていた一方、
他にも専門知識と言えるものが
欲しくて転職を決意しました。
面接では「どのような仕事を
しているか?」、「なぜ転職
したいのか?」といった一般的な
質問が来た後、実力を試される
質問が来ました。
面接官:「WACCはどのように
求めますか?」
僕は心の中で「おーっ、こんなこと
聞かれるんだ。でも知ってるから
ラッキー」と思いながら答えました。
自分:「株主の期待利回りと銀行への
利息を使って求めます。銀行への
利息には節税効果も考慮します」
質問は続きます。
面接官:「では、株主の期待
利回りはどう求めますか?」
自分:「CAPMを使って求めます」
面接官:「NPVの計算で何が最も
影響を与えると思いますか?」
自分:「個人的には永続価値の
算出が大きいと思います。
企業はGoing Concernという
考え方に基づいていて、企業が
永遠に活動を続けると考えたときの
キャッシュフローの大小による
インパクトはかなり大きいです。
ただし、工場の場合はGoing Concern
でなく減価償却期間をベースに
価値を算出することが多いと思います」
面接はこんな感じで進み、10社近く
受験したFAS企業は全て最終面接まで
行きました。
(最後にはコンサルの内定をもらったので、
最終面接はこちらからお断りしました)
今回はMBAが転職に使えるのか?
というテーマを書きましたが、僕が
MBAをオススメする理由は下記の
通りです。
- 実務に活かせる学びを得られる
- 自分の強みと弱みが客観視できる
- 卒業後にも活かせる貴重な人脈が手に入る
- キャリアを自由にコントロールできる
また、MBAと言えば思い浮かべる人が多い
海外MBAのメリットは下記の通りです。
- なんといっても箔がつく。
転職活動は無双できる - ビジネススキルだけでなく
英語力も身につく - 世界中の優秀な生徒と
ディスカッションしたり
人脈が手に入る - 海外に住んで、その国の
文化に触れることができる
一方、あまり馴染みは無いかも
知れませんが、海外MBAと比較した
国内MBAのメリットは下記の通りです。
ちなみに僕も国内MBAホルダーです。
- 仕事を退職や休職しなくて良い
- 上記とも関連して、
学びをすぐに業務に活かせる - 入学試験のハードルはそこまで高くない
- 母国語でのクラスのほうが
理解の消化不良を起こさない - 卒業後も気軽にコンタクトを
取れる人脈が手に入る - 海外では1,000〜2,000万円の費用だが、
国内では高くても400万円程度で済む
約2年間の勉強はかなりハードで、
国内でMBAを取得しても数百万円は
かかりますが、そのおかげで
その後の人生を変えられると
考えると如何でしょうか?
あなたもMBAホルダーになって、
自分のキャリア、ひいては
自分の人生をコントロールしましょう!